脱毛 (レーザー)|堺市の泉ヶ丘皮ふ科クリニック

脱毛 (レーザー)

レーザー脱毛とは

なぜ、レーザーで脱毛が出来るのでしょうか?

これはレーザー光の特性と毛のレーザーエネルギー吸収度との関係にあります。
毛は多くのメラニンを含んでおり、そのメラニンにのみ吸収されやすい特性を持つレーザーを皮膚に照射すると、メラニンを選択的に破壊できるというわけです。
メラニンの破壊は毛全体に影響を及ぼし、結果として毛の再生を遅らせたり生えにくくしたりします。

レーザー脱毛と針脱毛との違い

医学針脱毛による永久脱毛は既に確立されたもので、多くに施設で行われてきました。

しかし、毛を伸ばしたままにしておかなければならない、時間がかかる、痛みが伴うなどの欠点があるため、針脱毛を受ける患者も施術者も非常に根気が必要です。
たとえばワキ処理時間は針脱毛で片方1時間かかるものも、レーザー脱毛では1,2分で済みます。このように、レーザー脱毛は針脱毛に比較して痛みの軽減・処理時間の短縮を実現しました。

当クリニックの脱毛レーザーの安全性

当クリニックの脱毛レーザーは、米国FDA(米国食品医薬品局)の許可及び日本の厚生労働省の医療承認を受けたアレキサンドライトレーザーとYAGレーザーを使用しています。

ロングパルスアレキサンドライトレーザー装置

ロングパルスアレキサンドライトレーザー装置

レーザー直前にクーリングガスが噴射され、表皮を守りレーザー光による痛みを和らげる機能を備えたレーザーです。

簡単に言えば、スポーツ選手がプレイ中捻挫した時に、患部を冷やす為冷却スプレーを吹きかけているのを見かけますが、感覚的には あの様なスプレーが当ったのとほぼ同時にレーザーが照射されていると考えてください。

このシステムは特許を取得しており、クーリングガスの照射時間やその後のレーザー照射時間はレーザーの毛根までの熱伝導を考慮してコンピューターでコントロールされています。また1回の照射で治療できる範囲は直径18mmスポット(または12mm)です。

YAGレーザー装置

YAGレーザー

755nmのアレキサンドライトと1064nmのYAGレーザーの波長を組み合わせることにより、あらゆる肌質・毛質に対応可能です。

濃い毛はもちろんレーザー脱毛で難しいとされていた細い毛、色素の薄い毛の脱毛や色黒の方、色素沈着した肌、日焼けした肌の脱毛にも効果的です。

当院の脱毛の特長

クーリングシステム

当クリニックのレーザー脱毛には、患者さんの貴重な時間を無駄にせず治療効果はさることながら、皮膚に優しいレーザーを使用しています。

さらに脱毛の際にお肌を冷却するクーリングシステムも同時に併用しております。これによってお肌の痛みや色素沈着を抑えてくれます。

レーザー脱毛を受ける時の注意

自己処理に気をつけて

自己処理に気をつけて

レーザー脱毛はレーザー光を毛根のメラニン色素に反応させるので毛抜きで処理をして毛が無い状態で治療をしても いい脱毛効果は望めません。

針脱毛と違い、毛を伸ばしておく必要はありませんが、最低でも2週間前から毛を抜いたりしないでください。伸びた毛が気になる場合は毛を剃ってください。

日焼けはしないでください

日焼けはしないでください

日焼けをした皮膚には大量のメラニン色素が生成されます。レーザーが毛のメラニンに吸収される前に、表皮のメラニンに吸収され、脱毛効果が落ちます。また高い出力での治療が困難になります。

日ごろから日焼け止めクリームなどを塗り、脱毛希望部位の日焼けに気をつけてください。

レーザー脱毛についての質問でよく聞かれることをまとめてみました。

レーザー脱毛は痛いですか?
部位や個人差はありますが、輪ゴムを弾いたような感覚がある程度です。
当クリニックのGentle LASEは特許を取得したクーリングガスが噴射され患部を瞬時に冷却しますので痛みも軽減されます。
それでもどうしても痛みが我慢できない場合は麻酔テープや麻酔クリームを使用することもありますのでご相談ください。
レーザーを当てたあとは痛いですか?
痛みは照射の瞬間に感じるもので、ずっと続くものではありません。
人によっては少しヒリヒリした感じが残る方もいらっしゃいますが患部を10分くらい冷やしてあげると治まります。
入浴は可能ですか?
入浴はなさっても大丈夫です。ただし当日は患部を強くこすらないで、泡立てた石鹸でそっと洗うようにしてください。
通院は何回くらい必要ですか?
レーザー照射後の毛は消失し、1ヶ月くらい脱落している状態です。
しかし2ヶ月目くらいから毛が生えてきます。これは前回休止期だった毛が新たに生えてきたものです。脱毛はこの毛のサイクルを考えて照射するのがもっとも効果的です。
部位によって若干の毛周期の違いがありますがおよそ1,2ヶ月のサイクルで5回ほどの治療でいい結果が期待できます。
年齢がお若い方はもっと回数が増える場合もあります。
治療には患者さんの協力も必要です。このように自己処理に注意し、毛のサイクルを考え、毛が生えそろう時期を狙って照射することで効果的な治療を心がけましょう。
エステの脱毛との違い
当クリニックのレーザー脱毛は、エステなどのレーザーと称している治療とは全く違い、医療機関のみに使用が許可された医療用レーザーを使用しています。
エステ・ホームエステなどの一時的な脱毛とは全く違うことを認識してください。医療機関でないことで高いパワーなど出ないようになっていて、多少の減りはありますが、時間とお金がかかってしまいます。
また、皮膚になんらかのトレブルが生じた場合も医療機関であれば適切な処置ができます。ご自分の身体を思いやり、信頼を持って通えるためにも医療機関でのレーザー脱毛をお勧めします。
何歳でも脱毛は可能ですか?
基本的にレーザー脱毛は年齢に関係なくできます。
ただ15歳くらいの思春期では、まだまだ身体が成長している段階です。せっかく通ってもその後、毛が生えてくる可能性もありますのでよく相談してみましょう。また未成年の場合は親の承諾書が必要です。
これもきちんとした医療行為だからこそです、ご理解ください。
妊娠中でもレーザー脱毛できますか?
レーザーは放射線とは違いますから、胎児に影響することはありません。
しかし妊娠中は精神的にも不安定です。普通ならば気にならないことも神経質になりがちです。
また まれですがホルモンの関係で妊娠中から産後、一時的に毛が濃くなったり増えたりする方がいらっしゃいます。
できればご出産後、気持ちが落ち着かれてからの脱毛をお勧めします。
アレルギー体質ですが、レーザー脱毛は可能ですか?
レーザー脱毛はアレルギー体質とは関係ありませんので大丈夫です。
しかしアトピー皮膚炎などで色素沈着しているところにはレーザーを照射できません。色素が落ち着いてからがよろしいでしょう。
赤い湿疹などがある場合、当クリニックのレーザーは赤い色には反応しにくいのでレーザー照射は可能ではあります。しかしレーザー照射部位は一時的に熱を持つので、万が一患部を悪化させる可能性があります。時間的に余裕があれば、今は一時見合わせて、皮膚を正常に治してからがいいでしょう。
いずれにしても自己判断はやめて一度 ご来院ください、状態を診て相談しましょう。
レーザー脱毛は副作用がありますか?
まれに部分的に色素沈着を起こすことがあります。
でも一時的なもので早い方で2,3週間、長い方でも半年で元に戻ります。
レーザー脱毛をご希望であれば、レーザー照射前後1週間は強い日焼けは避け日焼け止めクリームで遮光を心がけてください。
これも一時的ですが、異物反応といって毛穴上が赤い点のようになり、痒みを伴います。これは自己処理で毛を抜いていた人にたまに見られます。照射され死んだ毛が表皮を破って出てこれない期間の炎症です。痒みのひどい人には薬をだしますが、次の治療の時には無くなっていますし 毎回出てくる副作用でもないです。
レーザー脱毛後、毛穴はどうなりますか?
自分で毛を抜いていると毛穴が目立つようになってきたとよく聞きますがこれは毛を引っ張ることにより皮膚も引っ張られ何らかの負担がかかるため皮膚が荒れてしまい色素沈着を起こしたりするためです。
レーザー脱毛後は 毛根が破壊され死んだ毛が皮膚の中に残っている間は若干の凸凹があるかもしれませんが、1,3週間かけてその毛が排出された後はきれいになります。また ほぼ脱毛が終われば毛穴もだんだん小さくなりきれいな皮膚になっていきます。
なによりも皮膚に負担をかけないことです。
眉もレーザー脱毛できますか?
ゴーグルというレーザー光を遮るものをかけて行い、必要によってはコンタクトタイプの眼球を保護するものを使用します。
ただ、ご希望の形や場所によっては難しい場合もあるので、実際に見て相談しましょう。
男性ひげ脱毛は行っていますか?
男性用メニューを用意しています。毎日のひげ剃りが煩わしい方、自己処理で肌が傷つくのが不安な方はご相談ください。

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