一般皮膚科 | 泉ヶ丘皮フ科クリニック | アレルギー、じんましん、いぼ

一般皮膚科

皮膚病と上手につき合う

皮膚は体の表面をすっぽり覆って、その内部の大切な器官や臓器を守り、体温を調節し、また、体の水分や体液が失われないようにしています。体を正常な状態に保つ上で、とても大切な役割を担っているのです。

そんな皮膚に生じた病的変化が皮膚病であり、実にたくさんの種類があります。 原因も様々で、外的因子によるもの、内的因子によるもの、加齢によるものなど、極めて多様です。皮膚科においても、もちろん原因を把握することは大切なのですが、まだ原因のつきとめられていない皮膚疾患も存在します。

治療にあたっては、簡単に治るものもありますが、根気よく気長につき合っていく必要のある慢性疾患も少なくありません。

適切なスキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法などを行うことによって、より良い状態を保ち、こうした皮膚病とも上手につき合っていくお手伝いをいたします。

思わぬ内科的疾患が見つかるケースも

「皮膚は内臓を映す鏡」という言葉を耳にされたことがおありかと思います。内臓をはじめとする体内の状態や血行の調子、ホルモンバランス、ストレスの有無などが複雑に絡み合って、皮膚の症状として現れて来ることが少なくないのです。

ですから、小さな皮膚疾患を検査しているうちに、思わぬ内臓疾患が見つかるケースもありますので、皮膚の異常が見られたら、早めにご相談ください。 当院では、「内科認定医」である医師が、内臓疾患からくる皮膚疾患にも適切に対応いたします。

*当院では「日本皮膚科学会認定皮膚科専門医」が患者様お一人お一人の症状に合った、適切な診断と治療を行います。

一般皮膚科で扱う主な疾患

痒み

痒みとは、掻かずにはいられなくなるような皮膚表面の不快症状を指し、その実体は「痛みのごく弱いもの」と考えられています。

皮膚に起こる炎症などによって痒みは生じますが、引っ掻いたりすれば、痒みはさらに増幅します。また精神状態の与える影響も大きく、痒みが気になり出したり、緊張したりすると、痒みはさらに増すものです。

痒みを引き起こす原因・病気は、少なからず存在します。
まずは、痒みの原因を突き止めることが大切ですし、また、掻けば掻くほど痒みは悪化するものなので、できるだけ掻かずに、早めに皮膚科を受診しましょう。

かぶれ

皮膚に直接触れたものが原因となって起こる炎症や湿疹をかぶれ(接触性皮膚炎)と言います。原因となる外的刺激が特定されている場合に、こう呼ばれます。原因が明らかな場合は通常、「うるしかぶれ」「おむつかぶれ」など、原因物質の名前を頭につけて称されます。

原因が明確にならない場合は、「パッチテスト」を行います。パッチテストとは、原因と思われる物質を皮膚に貼りつけて反応を見る検査です。原因物質がわかったら、その物質が含まれるものに接しないように気をつけることが大切です。

湿疹

皮膚科を受診される患者様に、とても多く見られる症状です。ブツブツや小さな水泡、赤みなどが混ざって現れ、痒みも伴いがちです。

原因として考えられるものには、自己免疫(自分自身に対する免疫反応)や食べ物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどがあります。湿疹・かぶれなどは痒みを伴うことが多いため、ついつい掻いてしまいがちです。しかし、掻いて治ることは無く、むしろ掻くことによって患部を掻き壊してしまい、化膿や悪化を招き、患部が拡大してさらに痒くなる、という悪循環に陥ることが少なくありません。痒みや炎症を抑える薬を上手に使って、こうした悪循環を断ち切る必要があります。

じんましん

痒みの強い、丸っぽい形をし、わずかに盛り上がったみみず腫れが数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患をじんましんと言い、4週間以内に治るものを急性じんましん、それ以上続くものを慢性じんましんと呼びます。

じんましんの原因は、食べ物や内服薬、細菌やウイルスの感染など様々で、検査としては皮内反応や血液検査IgE RAST法、一般血液検査等を行います。しかし、慢性じんましんでは、原因が特定できないことが少なくありません。じんましんの治療には抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などを使います。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、繰り返す慢性の湿疹と皮膚の乾燥が特徴的な皮膚疾患です。痒みが強いのですが、掻くとさらに悪化し、悪循環を招きますので、治療によって痒みを抑える必要があります。
喘息のほか、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎のある家系に出やすい傾向があり、また、ダニや食べ物などのアレルギーが起きやすいのも、アトピー性皮膚炎の特徴です。
アトピー性皮膚炎の治療にあたっては、皮内反応や血液検査などで原因をよく調べた上で、外用薬のステロイド剤、免疫抑制剤、保湿剤などを用います。

内反応:少量の抗原を皮膚内に注射した時、これによって皮膚が発赤、膨疹(ぼうしん)を起こす反応。この反応を利用して生体のアレルギー状態や免疫状態を知り、病因となる抗原の確定や病気の診断をつける。

ニキビ

ニキビは身近な皮膚疾患ですが、顔にできやすいため、気にする人が多いものです。
ニキビの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるニキビ菌は増殖していき、症状を悪化させます。
大人のニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくいのが特徴です。

ニキビ

治療にあたっては、ニキビの種類と重症度を判断し、外用薬(抗生物質の外用、イオウ製剤等)、内服薬(抗生物質、漢方薬等)などの中から選択します。

ニキビはよく“青春のシンボル”と言われますが、医学的には「尋常性ざ瘡」というれっきとした皮膚疾患です。ニキビができると気分的にもすぐれず、日常生活に影響が及んできます。また、ニキビのケアが不十分だと「ニキビ痕」が残ってしまうこともあります。ニキビ症状が現れたら、放置せずに皮膚科でご相談なさるよう、お勧めいたします。

たこ・魚の目

たこや魚の目は、足の特定の場所に継続的に圧力がかかって発症します。

たこは皮膚の表面の角質が部分的に肥厚したもので、痛みはありません。魚の目は肥厚した部分にさらに圧がかかって硬くなり、芯をもっているため、歩く度に刺激されて痛みが走ります。

また、足の裏によくできるのが足底疣贅(そくていゆうぜい)というイボの一種で、これを魚の目と勘違いすることがあります。しかし、これはイボウイルス性の腫瘍であり、知らずに削って、かえって患部を広げてしまうことがありますので、この鑑別をきちんとつけるためにも、皮膚科への受診をお勧めします。

いぼ

いぼは、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症する腫瘤で(感染経路はよくわかっていません)、いじるとどんどん増える傾向があります。人から人にも、うつります。

いぼができたからと言って、自分で引っ掻いて治そうとすると、かえってウイルスを撒き散らしてしまう可能性がありますので、いぼを見つけた際には、数が少ないうちに皮膚科で相談しましょう。

イボの治療法には、液体窒素療法、内服療法、外用療法などがあります。

水虫

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌)の一種が足の皮膚に入り込んで発症する疾患です。白癬菌の増えやすい夏に症状の悪化がよく見られるのが特徴で、足白癬は趾間型、小水疱型、角質増殖型に分類されます。

水虫(白癬菌)

趾間型は、足指の間の皮膚がふやけたように白く濁り、痒くなるのが特徴です。 冬は症状が治まりますが、夏になると再発し、2次的に細菌感染を併発しやすいタイプです。

小水疱型は、土踏まずや足の縁などに小水疱が多発します。これも夏に悪化し、痒みを伴います。

角質増殖型では、足の裏から縁にかけての広範囲で皮膚が厚くなり、冬のほうが、乾燥でひび割れ等を起こしやすくなります。
治療は病態に応じて、塗り薬や内服薬を使います。

また爪の濁る爪水虫も難治性の水虫の一種です。
足白癬を長年放置していた方がなりやすいです。爪が濁るからといって一概に爪水虫だとは決めつけることはできず、場合によっては足指にかかる力が原因で爪が濁ることもありますし、細菌感染で濁ることもあります。経験豊富な皮膚科医の判断が必要です。

ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染で起き、顔にできる1型と外陰部や臀部などの下半身にできる2型ウイルスの2種類があり、初感染で口内や外陰部に発疹が生じた時は高熱と激痛が伴います。

ヘルペスの治療としては、抗ウイルス剤の内服と外用を行います。発疹の出る前にチクチクするなどの予兆が出ることが多く、その時点で内服を始めると、治りが早まります。

しかし、単純ヘルペスウイルスは神経節に入って潜伏するため、薬で完全に除去することはできません。寝不足、疲労、風邪などによって免疫力が下がると増殖し、再発しがちです。

脂漏性皮膚炎

脂腺の多いところに生じる湿疹で、頭部や顔、胸背部などにできやすいのが特徴です。新生児や乳児に多く見られますが、大きくなるにつれて、自然にできなくなって来ます。
一方、問題なのは中高年の方の場合で、頭、顔、耳にフケがしつこく出て、痒みもあり、とても憂うつなものです。

原因としては皮脂の成分の質的異常であり、皮膚の機能の老化が関係しています。また、でんぷう菌(マラセチア)の感染が関与することがあり、脂漏性皮膚炎の治療としては、強過ぎないように気をつけながらもしっかり洗うのが基本で、そうした後にステロイド軟膏とでんぷう菌に効く抗菌剤を塗ります。

乾癬

銀白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の粉)を伴い、境界の明瞭な盛り上がった紅斑が全身に出ます。乾癬(かんせん)の患者さんの90%くらいが、この症状です(尋常性乾癬)。

大きさ、数、形は様々で、発疹が癒合して大きな病変を形成することもあります。できやすい部位は、慢性的かつ機械的な刺激を受けやすい頭部、肘・膝、臀部、下腿などです。青壮年期に発症することが多く、多発しますが、通常、内臓を侵すことはありません。痒みは、約半数の患者さんに見られます。爪の変形や関節炎を伴うこともあります(関節症性乾癬)。

稀ながら、発疹が全身に及ぶこともあります(乾癬性紅皮症)。

乾癬は慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返し、一律的な治療方針は無く、患者さんの病気の程度、置かれた状況などに応じた治療法を選択することになります。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症するため、水痘を経験した人にのみ起こります。
頭部から下肢までの間の片側の一定の神経支配領域に神経痛様の痛みを伴った小水泡が帯状に生じます。顔にできると顔面神経麻痺、内耳の障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがあります。
痛みに悩まされることが多く、帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあります。この痛みは治りにくく、それが大きな問題です。

帯状疱疹は、早く皮膚科を受診して早期に治すことが何よりも大切で、これにより帯状疱疹後疼痛の発症頻度を少なくすることが可能です。

アレルギー

ハチなどの刺されによるアレルギー反応、エビや、カニ、そばなどを摂食することで起こる食物アレルギーなど様々なアレルギー反応は時に重症化します。

血圧が低下し、意識がなくなり、呼吸困難の症状などが出現するアナフィラキシーショックは時に死に至ることもあります。当院では、アナフィラキシーがあらわれたときに使用する、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(エピペン)の処方、指導が可能です(場合によっては薬剤が届くのに数日お待たせすることがあります)。

当院では、アナフィラキシーがあらわれたときに使用する、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(エピペン)の処方、指導が可能です(場合によっては薬剤が届くのに数日お待たせすることがあります)。

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